FIRE志望者にオススメしたいアセマネ業界
オススメポイント
1 高年収でアップサイドもある
2 労働環境がよい(転勤がほぼない)
3 業務知識・経験がFIREに役立つ
さて、私のtwitterやブログの読み手はFIREやセミリタイア、あるいは投資に興味を持ってる方が多いと思うのですが、そんな皆さんにオススメしたいのがアセマネ(資産運用)業界です。主に日系のアセマネを想定した内容です。
1 高年収でアップサイドもある
アセマネと言っても、日系のアセマネ会社、外資系のアセマネ会社、ヘッジファンドやプライベートエクイティなどの会社があります。
日系アセマネも金融界隈なので他業界よりは高めです。本体(親会社)と比べると福利厚生がしょぼい、出世しにくいなどデメリットもありますが、労働時間も本体よりは少ないことが多いです。時給でいうと例えば
年収1000万で年間労働時間が2000時間だと時給は5000円ですので、
20代だと時給3000~4000円、30代だと5000~6000円くらいはあると思います。
(私の印象だと30代だと年収、労働時間ともに上記例より少し多いイメージ)
セミリタイアやleanFIREを考えてる人はあまり金持ち志向ではないと思いますが、外資系アセマネなら上記以上の年収でしょうし、HF、PEの運用担当者だと億単位の報酬もあるらしいので、ガッツリ稼いでFatFIREしたい層にも適していると思います。
2 労働環境がよい(転勤がほぼない)
アセマネ会社はメガバンクや証券会社と違って地方支店というのがほぼありません。勤務する可能性もかなり低いと思います。海外駐在の可能性は運用部門など一部ありますが、基本的にミドルバックではありません。
そのためほぼ東京で働けるため、引っ越しがなくて楽です。
転職者の話を聞く限りでは理不尽な叱責はアセマネの方が少ないらしい。
一般的にメガバンクや証券会社と比べて、アセマネは労働時間でも短い傾向にあると思います。
注意点として、運用担当者は労働時間が長めです。1で挙げたアップサイドを狙えるというメリットもあるので、FatFIRE志望の人は日系の運用部門から外資やHF狙い。leanFIRE、セミリタイア志望なら日系アセマネのミドルバックでゆるく働くのが合ってると思います
在宅勤務(リモートワーク)についてもいわゆるリテール営業をしているメガバンクや証券会社と比べると、浸透していると思います。会社にもよりますが月の半分くらいは在宅の印象。
3 業務知識・経験がFIREに役立つ
これは分かりやすいと思いますが、運用担当者で分析をしていれば当然、FIRE、個人投資家になった場合でも役立ちますよね?運用担当者でないと、そこまでマーケットの知識は身につきませんが証券アナリストの勉強などを通じて、リスク管理の下手さに起因する"痛い目"にあう確率は減らせるのではないかと思います(ミドルバックの知識でアルファを出すのは厳しい)。
就活転職方法
じゃあどうやって入ればいいの?って話ですが、
日系のアセマネの場合、新卒なら他の金融機関と同様にマイナビやリクナビ等からエントリー可能です。
採用人数が少なくメガバンクなどよりは入社するのが難しいと言われることが多いです。新卒で無理でもメガバンクや証券会社から第二新卒や中途で入ってくる人もけっこういるので転職ルートも十分可能性はあります。
とりあえず、証券アナリスト取りましょう!プログラミングや英語が得意だとなおよいでしょう。
注意点、備考
運用担当者というのは、ファンドマネージャー、アナリストの意味で用いています。
私は転職経験がないので他社の実態はわかりません。転職者や転職エージェント等の話から上記のように認識しています。私は学生時代から今で言うFIREやセミリタイアに興味があって、アセマネ業界に入りました。待遇にはけっこう満足していますが、感じ方は人それぞれなので、最後はご自身でご判断を。